朝晩の寒さのせいか京都の山々が色づきはじめる初秋の候、皆様いかがお過ごしでしょうか
さて、京都定期観光バスより芸術の秋におすすめのコースをご紹介いたします。
京都は今、琳派400年祭で盛り上がっていますが、特に琳派三大巨匠に関連するスポットを1日でまわるという、
まさに「よくばりさんにおすすめ！」のちょっと慌ただしいコースです

まずは、尾形光琳の茶室、仁和寺「遼廓亭」。

茶室が広く見えるという建築技法や藁の付いた壁のお話など、お寺の方の詳しい説明があります
次に本阿弥光悦作、本法寺の「巴の庭」。長谷川等伯の釈迦大涅槃図もあり、こちらも説明付です。

昼食は、京町屋風の建物「百足屋」にて「琳派御膳」をお楽しみ下さい

ヘルシーなおばんざいですが、メインの「琳派鍋」には金粉をあしらい、風神の羽衣にみたてた白くて長い白菜が入っています

豆乳ベースで美味しく、つい全部飲みほしてしまいます

昼食後は醍醐寺にある霊宝館へ向かいます。ここでは俵屋宗達筆の有名な作品を間近でご覧いただけます。
特に「扇面貼交屏風」は、屏風に描かれた絵の構図などに面白さがあるそうです

最後は京都国立博物館で開催中の特別展覧会「琳派 京を彩る」で、琳派の世界を堪能しましょう
１０月２７日～１１月８日までは、俵屋宗達・尾形光琳・酒井抱一筆の「風神雷神図屏風」三作品が揃いますので、見比べてみるのも楽しいですね
博物館の中庭では、ニヒルな目をしたコミカルな動きの「トラりん」と写真が撮れますよ

“トラりんのヒミツ”が書かれた名刺をもらって仲良くなりましょう

秋の気配を感じる京都で、ちょこっと芸術に触れてみませんか

本日、ご紹介しました
「よくばりさんにオススメ！　琳派三大巨匠にふれる旅」（ＲＰ）コースの詳細についてはこちら 。
１１月１４日（土）までの金・土・日曜運行です。